舞台を支える力 ~歌舞伎美人Webサイト紹介~
2022年6月13日
マルモの舞台裏をお読みくださる皆さま、こんにちは。
営業部の大竹です。
早速ですが皆さまは、歌舞伎はご覧になりますか?
歌舞伎、と聞けば三色の定式幕、
独特の隈取に衣裳を身に着け、舞台で見得をする役者の方々が思い起こされますね!
私は歌舞伎が好きなので時々足を運びますが、実は歌舞伎座という劇場空間も
とても素敵な場所で一歩足を踏み入れるだけでワクワクします。
私のように、観に行く時だけでなく、歌舞伎の「伝統」やワクワク感を感じたいという方から、
そもそも歌舞伎ってどんなお芝居なのだろう?といった方々にまで
歌舞伎にまつわる色々を楽しみながら知ることができるWEBサイトをご紹介したいと思います。
歌舞伎公式総合サイト「歌舞伎美人」(かぶきびと)です!
こちらのサイトでは上演演目の案内はもちろん、歴史や用語、ちょっとした劇場の案内まで歌舞伎にまつわることを思う存分楽しめる素晴らしいサイトです。
今日はその歌舞伎美人より「劇場を支える力」という特集ページをご紹介します。
この特集ページは「劇場に関わる方々や松竹(株)様の舞台を支える方々のインタビューを通してその声を紹介し、新しい視点から観劇の楽しみを見つけてもらえたら」との思いから立ち上げられたそうです。
そんな特集だけに普段は伺うことのできないお話が満載です。
今回は当社にとって身近で、日頃よりお世話になっている歌舞伎座の舞台照明シニアマネージャー、
平野茂氏のインタビューです!
現代演劇とは異なる部分のある歌舞伎の舞台照明がいかなるものか、どのように考え明かりを作っているのか、
また長年歌舞伎の照明に携わっていらっしゃるからこその矜持、普段は知ることができない思いなどをお話されています。
当社は大正時代の創業となりますが、その当初から舞台照明設備に携わるきっかけとなった劇場が歌舞伎座です。
平野氏から語られる言葉から感じる歴史の流れの中には、当社の仕事も存在しているのだなぁと実感することができました。また、どのような思いで使ってくださっているのかということも知ることができ、とても身の引き締まる思いがします。
文中の写真資料についても今は懐かしいオートトランスの調光器の写真など一部当社より提供させていただいています。
ぜひこの特集「劇場を支える力」をお読みいただき、実際に劇場の客席で歌舞伎をご覧になりながら
その明かりを肌で感じていたければ嬉しいです!
※劇場を支える力は コチラ からお読みいただけます