いまさら聞けない的情報 さん
2015年12月26日
ゴーン、ゴーン
はっ!しまった、もう除夜の鐘が・・・・
すいません、情報発信ペースがカタツムリです。
危うく「いまさら聞けない」が「いまさら書けない」になるところでした。
言い訳はこれくらいにして、
今回のいまさらは「調光盤のアラームが鳴ってるけど・・・」です。
調光器盤の機種によって出せるアラームは違いますが、今回は基本的な
所だけ書いてみます。
まずは、盤の扉についているアラーム表示灯が点滅している場合です。
この場合も調光器の種類によって、出ているアラーム内容が少々異なります。
うちの調光器盤にはこんな ↓ ブロック入ってないよ。という方は
扉のアラーム表示灯が点滅した場合は、その盤内のブレーカがトリップしています。
ちょっとカッコよく言いましたが、ブレーカが落ちてOFFになっているってことです。
ブレーカが漏電検知式ではないので落ちた原因は容量オーバー(過負荷)です。
落ちている回路の使用容量、配線の状態などを調べて下さい。
原因を調べて、状況を改善しないままブレーカを入れても、またすぐに落ちてしまいます。
原因の内容によっては、大きな事故につながる場合もありますので、必ず原因を調べて改善
してからブレーカは入れて下さい。
~~ここでプチ情報~~~~~~~~
ブレーカは、容量オーバーで回路保護の為に落ちるようになっていますが、
繰り返し落ちることがあると、性能が低下して、正常動作せずにすぐに
落ちるようになってしまいます。
これは手動による入り切りも同様ですので、必要が無ければ「ブレーカはONのまま」
これ基本です。
毎日操作主幹のブレーカを入り切りしている方もいらっしゃると思いますが
ブレーカはONのまま、操作主幹スイッチのON/OFFでお願いします。
~~~~~~~~~~~~
で、話し戻しまーす。
次にうちの調光器盤にはこんな ↓ ブロック入ってますって方
この場合は、容量オーバーだけでなく、漏電、オーバーヒート
空冷ファン停止を検知してアラームを発報します。
「インテリジェント調光器」なんて呼んでますが、色々賢くなって
お知らせできる情報が多くなってます。
今回はこのブロックの説明は省かせてもらいますが、漏電が原因で
アラームが出た場合も必ず原因をクリアにしてからブレーカを
いれますが、このタイプはもう一つリセットスイッチを押さなければ
調光器が正常に出力しません。
それがここの「漏電リセット」と書いてある赤いスイッチです。
各調光器盤の一番下のブロックにあります。
んー、今回はなかなか内容が濃い感じになった気がする・・・・
すいません、このブロックの説明しろよって事ですよね。
さすがに、このブロックの説明となると、少し長くなっちゃうのと
そこまでいったら、丸茂に電話って状況だと思いますので
「よん」、「ごー」とおいおい触れていこうと思います。
今回の主人公であるブレーカですが、そもそも2種類あって
単純に容量オーバー(過負荷)で落ちるもの、言い換えると漏電は
分からないもの、と漏電検知式のものがあります。
そんなの常識でしょ!という方、すいません「いまさら~」シリーズなので。
意外と過負荷と漏電の違いが分からないっていう人いるのかなぁって
勝手に思って書きました。
そんな奴いないよ!だったら失礼しました。
m(_ _)m
それでは今回はこの辺で失礼します。
テクニカルサービス課 池田