舞台裏

高校演劇 2

2016年9月15日

みなさま、こんにちは!
本日も当ブログをお読みくださいましてありがとうございます!

本日は年に一度の特別企画!?
演劇部出身の当社社員による高校演劇を振り返るシリーズです。

第1回目は コチラをご覧ください。

ではでは、今年の記事をご堪能ください!

みなさん、こんにちは!
技術課の松立です。

「高校演劇」がテーマなので、ちょっと高校時代を思い出してみました。

高校生の自分は目立ちたくて役者志望で演劇部に入部した事を覚えています。
でも、残念ながらセリフが全く覚えられず本番に2ページ近くセリフが抜ける大失敗をして、
役者には向いていないと痛感しました。
その次の公演で裏方に携わり、舞台照明が楽しいものだと感じたのを覚えています。
これが、僕と舞台照明の運命の出会いで高校では部活、
大学ではアマチュア劇団を作って舞台照明に関わりました。
実は、社会人の今もときどきですが、お芝居をしたりしてます。
さらに、お仕事でも丸茂電機に入社して、このように今も舞台照明に関わっています。

さて、話が脱線してしまいました。高校演劇の話に戻します。

高校演劇の照明では、本当に色々なことがありました。
一番印象深いのは、高校2年生の春大会でホールのスタッフさんに猛烈に怒られたことです。
その理由は、
強電パッチ盤のパッチを勝手に変えた
ことでした。
今、現役の学生の皆さんは強電パッチ盤を見たことあるのでしょうか。
強電パッチ盤とは、好きな調光器から好きなコンセントへ調光電源を供給するため組合せ組替え用の盤です。
パッチコードと呼ばれるコードのつなぎ方で、組合せを自由に変えられるのが特徴です。
でも、大電流が流れているので素人が触ってはいけない装置なのです。
当時の僕は、調光器に容量があることも、どれだけの大電流が流れているかも
知らないので、勝手に組合せを変えをしてしまいました。
今思うと、電気は流れたままだったし、素手だったし、電極に触ってたしと危険極まりない状態でした。
幸いなことに、自分に怪我はなく、器具や装置も無事だったので、
本当に運がよかったと思います。
そしてスタッフさんに怒られて本当によかったと、しみじみ思い出します。
更に、そのスタッフさんは、その後すぐに仕込みを手伝ってくださり、
色々教えてくれてすごく助かったことを覚えています。

実は入社して数年後に、この地区大会をしていた思い出のホールの工事を担当しました。
自分が怒られた強電パッチ盤を撤去して、CUEシート片手に悪戦苦闘した操作卓も撤去して
新品の調光操作卓を納入しました。
今、地区大会は違うホールで行っているらしいので高校生に触ってもらえなくて
少し寂しい気持ちがありますが、思い出のホールを工事できてよかったです。

なんだか懐かしい気持ちが満ちてきたので、記事をこれにて結ばせて頂きたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
そして、高校演劇を頑張っている皆さん、楽しい演劇ライフを満喫してくださいね!

丸茂電機㈱ 技術部技術課 松立

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