国立科学博物館 未来技術遺産 登録証授与式に出席いたしました
2025年9月30日
皆さま、こんにちは。
本日もマルモの舞台裏ブログをお読みいただきありがとうございます。
営業部営業2課の神谷です。
すでに当ホームページの「NEWS &TOPICS」でも報告させていただきましたが、国立科学博物館が選定・登録を行っている重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)に、当社が戦前に製造し所有している「U型多分岐式調光変圧器 (1933年製造 / 東京宝塚劇場 納入)」、「U型多分岐式調光変圧器と調光操作盤 (1936年製造 / 京都 弥栄会館 納入)」、「CR型変圧器式調光装置 (1936年製造/京都 弥栄会館 納入)」の3件の調光装置が登録されました。
(登録品の詳しい内容はこちらをご覧ください。)
これに伴い、2025年9月18日 国立科学博物館にて「重要科学技術史資料 登録証授与式」が執り行われました。当日は代表取締役社長 丸茂英津子が出席し、3件の登録証と記念の盾を授与されました。

重要科学技術史資料(愛称:未来技術遺産)とは、国立科学博物館 産業技術史資料情報センターが次世代に継承すべき歴史的に重要な産業資料を登録・保存することを目的として行っている制度です。 国内の優れた技術資料が一堂に会する中、当社の調光装置もその一つに登録されたことは 社員である私たちにとっても大きな誇りであり、改めてその重みを感じる一日となりました。

同時開催されたパネル展では、登録内容を紹介したパネルに加え「U型多分岐式調光変圧器」、「CR型変圧器式調光装置」が掲載された1930年代のカタログも展示していただきました。 期間中は多くの方がご来場され、当社の登録品のパネルの前で足を止め 関心を持ってご覧いただけたことが何より嬉しく感じました。




登録された3件の資料は今後も末永く管理・保存していくとともに、今回の登録を励みに これからも舞台照明の分野で技術と文化をつなぐ架け橋となる製品づくりに努めてまいります。
今後とも、丸茂電機をどうぞよろしくお願い申し上げます。
営業部営業2課 神谷 洋平